Concept

TNPが考えるベンチャーシーン

ベンチャーシーンにおいて、様々な背景の要素が必要不可欠です。
TNPが重要と考える「オープンイノベーション」「エコシステム」に関して簡単にご説明させていただきます。

OpenInnovation
EcoSystem

TNPが考える「オープンイノベーション」

ベンチャークリエーションハブの背景として、オープンイノベーションの考え方が存在します。ただ、従来の「オープンイノベーション」の考え方では可能性を限定してしまうので、TNPは、2010年に内閣府が発表したオープンノベーションの考え方(資料:「オープンイノベーション」を再定義する)が、必要であると考えています。

『オープンイノベーションとは、(必要により失敗を内生化するエクイティ・ファイナンスと外部の ベンチャー企業群も活用し)自社内外のイノベーション要素を最適に組み合わせる(mix & match)ことで新規技術開発に伴う不確実性を最小化しつつ新たに必要となる技術開発を加速し、最先端の進化を柔軟に取り込みつつ、製品開発までに要する時間(Time to market)を最大限節約して最短時間で最大の成果を得ると同時に、自社の持つ未利用資源を積極的に外部に切り出し、全体のイノベーション効率を最大化する手法。』 

出所 『「オープンイノベーション」を再定義する』:2010年 内閣府 科学技術基本政策担当資料

多様な人々のSerendipity(偶然の幸運な出会い)が新たな可能性を生み出す

イノベーションにおいて1社で完結することは難しいです。生まれてきたSeeds(事業やベンチャー企業など)に様々な偶然の出会い(協業企業、投資家、事業会社、研究機関など)があることで技術開発を加速させます。Time To Marketを最大限節約してイノベーション効率を最大化することができるとTNPは考えています。

エコシステムとは

ネットワークで育成して、
皆で利益配分する仕組み

ベンチャー企業に「ヒト」「カネ」「技術」が結びつくことで事業化が加速します。それによってエグジットします。そこでエグジットの方向性に関わらず、「ヒト」も「カネ」も「技術」も再び循環して回ります。
このような好循環を生み出すエコシステムの構築がベンチャー企業にとって最も必要なことであると考え、好循環を生み出すエコシステムの構築をしています。